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【ろうそく・灯籠・輪灯】お仏壇の電気まとめ【トラブル対策も解決】

question rabbit

お仏壇の電気の悩み
「ろうそくとかって電気でいいの?」
「電気に変えたいけど、どうすればいいんだろう」
「電気が切れてしまった場合、どうしたらいいですか?」

上記の疑問に答えます。

✓ 本記事の内容

  • お仏壇の飾りを、電気にするメリットが分かる。
  • 電気に交換する方法がわかる。

マルスエ佛壇は大正14年創業。
創業以来、地域の仏壇店として、お仏壇を飾るさいに必要なさまざまな道具をお客さまに提供してきました。
地域密着型仏壇店のしごとの一つは、お仏壇に合った便利で安全な仏具・道具をご提案することです。

お仏壇の電気配線には特有のクセがあります。
なぜなら、電気化されていく過程で数種類の配線セットを経て来たからです。 もともと、油やろうそくに火を灯していたものが、今は電気が主流になっています。
その過程で、仏壇店独自の配線や、数種類の配線セットを経て、今のカタチになっています。

様々な修復の経験から、今回はお仏壇の電気について解説します。

仏具を電気で灯すワケ

①お供えのため

火を灯したり、電気を付けるのにはお供えの意味があります。

お供えは「五供」と言って、「香」「花」「灯り」「お水」「ご飯」の5つがあります。
そのうちの「灯り」のお供えが、仏具を灯すことの理由です。

詳しくは:【仏具・お供え】お仏壇の飾り方まとめ【各宗派のルール】

②装飾のため

お供えの意味ではなく、単純に照明として使われる電飾もあります。

「手を合わせる時、厳かな気持ちになるように」
「ご先祖が寂しくないように、お仏壇を明るく照らしたい」

そのようなコンセプトで、お仏壇を電飾することも最近は多いですね。

お仏壇は日陰に置くことが多く、「暗いイメージ」があるかもしれません。
なぜ日陰に置くかというと、お仏壇は塗り製品なので、直射日光を嫌う性質があるからですね。

素材である木や、漆やウレタンなどの塗装を痛めずに明るくする方法として、電気を使うことは理にかなっていますね。

電気でいいの??電気で仏壇を飾るメリット

  • 安全なこと
  • お仏壇が汚れないこと
  • 維持が楽なこと

電気装飾のメリットは明瞭で「安全・安心・便利」ということですね。
比較する場合はデメリットも書くべきなのですが、これと言ったデメリットは…ないように思います。

「昔から火でお供えしてきたけど、変えてもいいの?」
「楽に済ましているようで、気が引ける」

というご意見も聞くので、そのあたりの変化のことを書いておきます。

お仏壇の歴史は古いです。
飛鳥時代の「玉虫厨子」が最も古いお仏壇と言われているくらいです。
歴史の教科書などで見たことがあるかもしれませんね!

  1. 昔は電気がないので、灯明油やろうそくに火を付けて、お仏壇を飾っていた
  2. 時代の変化で技術が進歩し、昔ながらの火を灯す、という習慣がどんどん電気に変わった。

やはり比較すると、電気の方が安全で便利だからですよね。
最近ではお寺さんでも、メリットを考えて、電気を使うところが増えています。

もちろん、個々のこだわりも大切なので、自由です。
灯明油を焚いたり、ろうそくをお仏壇の中で灯す際は、十分注意して行いましょう。

参考外部リンク:灯火による火災を防ぐためには|安心安全情報|iTSCOM.net/イッツコム

お仏壇を電飾する方法

必要な電球の数

装飾のための電気は製品のデザインによって多様ですが、
お供えのための「灯り」は3つです。

  • ろうそく
  • 輪灯(りんとう)
  • 灯籠(とうろう)

輪灯や灯籠は通常1対なので、合計4つの電球
ろうそくは1本と1対の場合があり、1〜2つの電球が必要になります。

輪灯や灯籠は、飾り方によって省くこともあるので、現在どのように飾っているか確認しておきましょう。

電気化プラン① 電気配線する

輪灯、灯籠、ろうそくをすべて電気にする場合は、お仏壇に電気配線します。
同じ回路で配線することによって、スイッチひとつで全ての灯りが点くので、便利です。

現在、安全を考えて12Vに減圧した配線セットが販売されていますので、そちらがオススメです。

過去には仏壇店が我流で100vのままコンセントから配線したものや、9vに減圧したものが販売されていましたが、危険だったり、9vだと暗すぎたりで、現在は安全な12vの配線セットという専門道具を使うことが多いです。

電気化プラン② 電池タイプ

ろうそくには電池のタイプのものもあり、ろうそく単体なら電池タイプがお手軽です。 電池なので配線の必要がなく、便利です。

本物のろうそくのように灯りが揺らぐ演出があったり、LEDを仕様して長寿命化を狙ったものなど、色々な機能を持つ製品が出ています。

お仏壇の電気トラブル

ここからは電気のトラブル対処について解説します。
電気は火より安全とはいえ、誤った使い方や、劣化したものは危険なので、注意です。

トラブルその① 球切れ

電気が付かない場合の多くは球切れによるものです。
電球のフィラメントには寿命があり、熱で少しづつ蒸発して、切れると電気が点かなくなります。
電球を新品に交換すれば大丈夫です。

注意点

電圧(○○v)の違いに注意しましょう。
電圧が違う電球を付けると、フィラメントが破損して電球が切れてしまいます。

お仏壇が電気で飾られるようになってから、数種類の配線セットが販売されてきました。

  • 100vの電球
  • 12vの電球
  • 8vの電球

電圧ごとに、対応する電球が違うので、注意しましょう。
仏壇店で電球を購入する場合は、切れた電球を持っていくと安心です。

トラブルその② 配線の劣化

劣化した配線は危険です。
電流が安定せず電球が切れやすくなったり、ショートして火災の原因になったりします。

参考外部リンク:電気火災に気をつけて!(トラッキング現象・電気ショート) | 八尾市

よく見られる劣化

  • コンセントに差すプラグ部分の破損
  • スイッチ廻りの破損
  • 配線を分岐するところの破損

上記はよく見られる劣化で、よく交換する場所です。
定期的に点検して、お手入れを行い、ホコリを除去しましょう。

参考記事:【掃除・お磨き・DIY方法】お仏壇のお手入れまとめ【仏壇職人が解説】

また、仏壇店が家庭用100vの配線を独自に施工しているケースもあります。
最近は危険性があること・お仏壇専門配線セットが発売されたことから、そのようなことをする仏壇店はほとんどありません。

もし、そのような配線が残っていたら、マルスエ佛壇では配線セットで配線し直すことをオススメしています。

記事のまとめ

  • お仏壇を電気で飾る理由は、お供えと装飾の意味があります。
  • お仏壇を電気で飾るメリットは、安全・安心・便利なことです。
  • 電気に変更する場合は電気配線を行いましょう。
  • ろうそく単体なら、電池タイプで対応可能です。
  • 電気がつかなくなったら、電球交換の時期です。
  • 電球の電圧をチェックして、交換しましょう。
  • それでもだめなら配線のチェックです。
  • 電気配線廻りは定期的に点検して、安全のためホコリを除去するお手入れをしましょう。

以上の通りです。

より安全で安心なお仏壇運用を考えると、電気はメリットがたくさんあります。
比較すると火より安全ですが、電気による事故があることも事実です。
正しい情報で、安全に、お仏壇を電飾しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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